TPA DX Vanilla cupcake
圧倒的な忘年会疲れ。今年は後数える程度の予定しか入っていませんが、引きこもりには心底辛い時期です。現在、①コーヒー系リキッド、②甘々フルーツリキッド③カクテル系リキッドなどなどに着手しています。コーヒー系が一番完成に近く、8割は満足のいくものになっています。が、残り2割が詰めれない。手持ち香料の組み合わせだと限界かなぁとも思い、香料をカートに入れたり出したりする仕事に熱が入っています。
さて今回は、TPA DX Vanilla Cupcakeです。DXなので有害物質除去版になりますね。生地系ではcapellaのシュガークッキーと並んで名前が出ます。単品は確認していないので、何気に期待しています。さっそくいってみましょう。
【試飲環境】
Maze V3 カンタル26g+32g クラプトンコイル 4rap 0.89Ω
コットン交換後、素グリでコットン臭を飛ばした後吸っています。
【単品確認用】
クサノハPG&Now Foods VG(30:70)のベースに対して3%濃度で作成。
【感想】
※あくまで個人の感想です。
ぺろんちょ:軽いバニラの良い風味、小麦粉感はない。
25Wで吸ってみる。
トップノートは空白、チェーンしているとほんのわずかにバニラ風味。ミドルノートはバニラが強くなる。併せてカップケーキを舐めているような味。強い小麦粉ベースではない。ミストの感じはほんのりクリーム系も入っているかな?と錯覚するようなもわっとした感じになる。ラストノートはお砂糖控えめ生クリームのようなテイスト。強い甘味ではないので、他の甘味料と喧嘩するほどではない。少しコクが弱いので、キャラメルなどと合わせるとよい感じになる(と思う)。
正直、この香料の性能を舐めてました。まず単品の時点でそこそこ美味い。生地ベースとしては正直弱いけど、バニラクリームの要素として採用するとよい感じ。鼻に抜けるバニラの香りが抜群。小麦ベースはcapella sugar cookie、他の小麦系を追加する必要がありますね。簡単シリーズだと先日書いたcaramel、お好みでホイップクリームとこれでミドルノートは良い感じに仕上がる。適当にトップノートにフルーツを追加して、甘味料追加したらそれなりに吸えるものができるでしょう。
【まとめ】
バニラクリームつけたケーキ生地を舐めてる感じ。完成度はとても高い。とにかくこのバニラ感は好きです。ミドルノートを支えるベース香料として十分採用できるレベル、ただ残念ながらcapella vanilla cupcakeを持っている場合、わざわざ揃える必要性は低いんじゃないかとも思います。